クレジットカード

生活費のクレジットカード払いにおすすめの節約に役立つカード10選と選ぶポイント

生活費の支払いを楽にするなら、積極的にクレジットカードを取り入れましょう。

とはいえ、種類が豊富で自分向けのカードを選ぶのは難しいです。

発行するクレジットカードによってサービス内容が違うため、ライフスタイルに合うものを選ばなければ節約に役立てられません。

生活費を支払うのにおすすめのクレジットカードを、10種類を紹介。

クレジットカードを節約に役立てられるよう、選ぶポイントも解説します。

この記事の内容

生活費をクレジットカードで支払いたい人におすすめのカード10選

生活費を支払いたい人におすすめのクレジットカードは、以下の10種類です。

クレジットカード
JCB カード WJCB カード W
楽天カード楽天カード
学生専用ライフカードライフカード
リクルートカードリクルートカード
三井住友カード(NL)三井住友カード(NL)
イオンカードの券面イオンカードセレクト
dカードの券面画像dカード
Amazon MastercardAmazon Mastercard
エポスカードの券面画像エポスカード
P-oneカード<Standard>P-oneカード<Standard>
年会費(税込) 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
JCB ・Visa
・Mastercard
・JCB
・American Express
・Visa
・Mastercard
・JCB
・Visa
・Mastercard
・JCB
・Visa
・Mastercard
・JCB
・Visa
・Mastercard
Mastercard Visa ・Visa
・Mastercard
・JCB
ポイント還元率 1.00%~10.50%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
1.0% 1.0% 0.5% 1.2% 0.5% 1.0% 1.0% 0.5% 1.0%
ポイントの種類 Vポイント Oki Dokiポイント 楽天ポイント WAON POINT リクルートポイント LIFEサンクスポイント dポイント Amazonポイント エポスポイント 請求時1.0%割引特典
※オンラインショッピングではポケット・ポイントを付与
ポイントの有効期限 獲得月から2年間 獲得月から2年間 獲得月から1年間 獲得日を含む月末から2年間 獲得日から1年間 カード発行から最大5年間
※2年目以降は繰り越し手続きが必要
獲得月から4年間 獲得日から1年間 獲得日から2年間
ポイントの利用方法 ・チャージしてショッピングに利用
・クレジットカードの支払いに充当
・景品と交換・他社ポイントと交換
・三井住友銀行の手数料に充当
・SBI証券投資信託の買い付け
・商品と交換
・パートナーポイントプログラム(Amazonでのショッピングに使える)
・スターバックス カード チャージ
・商品券やオンラインギフトに交換
・クレジットカードの支払いに充当
・他社ポイント移行
・加盟店でショッピング
・クレジットカードの支払いに充当
・楽天グループのサービス代
・商品と交換
・加盟店でショッピング
・電子マネーWAONにチャージ
・リクルート関連サービスの支払い
・他社ポイント移行
・商品と交換
・クレジットカードの支払いに充当
・ギフトカードと交換
・他社ポイント移行
・ケータイ料金に充当
・他社ポイント交換
・d払いやプリペイドにチャージ
・加盟店でショッピング
Amazonでのショッピング代金 ・プリペイドカード
・商品券やギフトカードに交換
・他社ポイント移行
請求額割引
ポイント還元率がアップする利用先 ・対象のコンビニや飲食店
・指定の商業施設
・有名テーマパーク
・Vポイントアッププログラム対象サービス
・ポイント優待サイト
・JCBオリジナルシリーズパートナー店
・ポイント優待サイト
・楽天カードの加盟店
・SPUの対象
・イオングループの対象店舗
・AEONCARD ポイントクラブの優待加盟店
・公共料金支払い
・ポイント優待サイト
リクルートグループのサービス ポイント優待サイト
※ステージ制プログラムを導入
・dポイント加盟店
・d払いに紐づけ
・ドコモの携帯料金
・Amazon
・コンビニ
・ポイント優待サイト
・約10,000店舗の優待店
ポイント優待サイト
発行時間 最短5分
※9:00AM~8:00PMでお申し込み。
※顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
最短5分 最短1週間程度 最短即日
※仮カード
最短1週間程度 最短2営業日 5日~2週間程度 最短1週間程度 最短即日 最短1週間程度
追加カード ・ETCカード
・家族カード
・ETCカード
・家族カード
・QUICPay
・ETCカード
・家族カード
・ETCカード
・家族カード
・WAONカードプラス
・ETCカード
・家族カード
・ETCカード
・家族カード
・ETCカード
・家族カード
・ETCカード
・家族カード
ETCカード ・ETCカード
・家族カード
電子マネーとスマホ決済 ・iD
・Apple Pay
・Google Pay
・WAON
・PiTaPa
・Apple Pay
・Google Pay
・QUICPay
・iD
・Apple Pay
・Google Pay
・WAON
・PiTaPa
・iD
・Apple Pay
・VISA、Mastercard:楽天Edy、モバイルSuica、nanaco
・JCB:モバイルSuica、nanaco
・Apple Pay
・Google Pay
・iD
・Apple Pay
・iD
・Apple Pay
・Google Pay
・Apple Pay
・Google Pay
・楽天ペイ
・Apple Pay
・楽天ペイ
海外旅行傷害保険 最高2,000万円利用付帯 最高2,000万円 最高2,000万円 最高2,000万円 最高2,000万円 最高2,000万円
国内旅行傷害保険 最高1,000万円
ショッピング保険 最高100万円
※海外
最高50万円 最高200万円 ・最高100万円
・dカードケータイ補償:購入後1年間最大1万円
最高200万円

クレジットカードで生活費を支払うと節約に繋がるのは、ポイントが貯まるためです。

クレジットカードのポイントは、保有するカードによって以下の点が違います。

  • ポイント還元率
  • ポイントの有効期限
  • 貯めたポイントの利用先
  • ポイント還元率がアップするサービス

ポイント還元率とは、利用代金に対して戻ってくるポイントの割合です。

ポイント還元率が高いカードほど、同じ金額のショッピングでより多くのポイントが付与されます。

貯めたポイントの有効期限が短いと、気付かないうちにポイントが失効する可能性も。

自分が普段利用しているサービスでポイントを使えないと、ポイント交換しにくいです。

クレジットカードによっては、特定の店舗やサービスで支払うとポイント還元率がアップします。

普段生活に必要な商品を購入する店舗でポイントアップするカードなら、より節約効果が高いです。

申し込み前にポイントの利用先やポイント獲得率が高くなる店舗をチェックして、自分に合うカードを選びましょう。

JCBカードWは39歳まで申し込める還元率2倍のカード

JCB カード W

公式サイト https://www.jcb.co.jp/
年会費(税込) 無料
国際ブランド JCB
ポイント還元率 1.00%~10.50%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
ポイントの種類 Oki Dokiポイント
ポイントの有効期限 獲得月から2年間
ポイントの利用方法 ・商品と交換
・パートナーポイントプログラム(Amazonでのショッピングに使える)
・スターバックス カード チャージ
・商品券やオンラインギフトに交換
・クレジットカードの支払いに充当
・他社ポイント移行
ポイント還元率がアップする利用先 ・JCBオリジナルシリーズパートナー店
・ポイント優待サイト
発行時間 最短5分
※9:00AM~8:00PMでお申し込み
※顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
追加カード ・ETCカード
・家族カード
・QUICPay
電子マネーとスマホ決済 ・Apple Pay
・Google Pay
・QUICPay
海外旅行傷害保険 最高2,000万円利用付帯
国内旅行傷害保険
ショッピング保険 最高100万円
※海外

JCBカードWは39歳まで申し込み可能な、他のJCBカードに対して常にポイントが2倍貯まるクレジットカードで、生活費を効率的に節約できます。

39歳までに申し込めば、40歳以降も年会費無料で継続可能です。

JCB一般カードの年会費は、1,375円(税込)。

JCBカードWなら年会費をかけずにポイント2倍の特典が受けられ、生活費の支払い時にも効率的にポイントを貯められます。

JCBオリジナルシリーズパートナー店で利用すると、ポイント還元率が最大21倍です。

JCBオリジナルシリーズパートナー店の例は、以下の通り。

店舗の種類 店舗の例
コンビニ、スーパー ・セブン-イレブン
・ローソン
・イトーヨーカドー
・成城石井
・西友、リヴィン、サニー
ショッピングモール、百貨店 ・小田急百貨店
・高島屋
・メルカリ
・Amazon
カフェ、ファストフード ・スターバックス
・ドミノ・ピザ
家電、ホームセンター ・ソフマップ
・コジマ
・ビックカメラ

食料品や家電といった生活に必要なものを購入する際に、ポイントアップできます。

毎日の買い物だけでなく、引っ越しやプレゼントの購入といった特別な行事のときもガッツリポイントを貯められます。

貯めたポイントは、クレジットカードの支払い代金やショッピングにも利用可能です。

ポイント還元率の高いカードで生活費を節約したい人や、ポイントアップできるサービスの利用頻度が高い人は、JCBカードWを選びましょう。

電気代やガス料金の支払いでポイント還元率がアップするキャンペーンを実施

JCBカードWは期間限定で、電気代やガス料金の支払いでポイント還元率がアップするキャンペーンを実施中です。

キャンペーン期間は2023年12月31日までで、対象の電力会社やガス会社の料金をクレジットカードで払っているとポイントが2倍になります。

対象の電力会社やガス会社の例は、以下の通りです。

  • 東京電力エナジーパートナー
  • 東北電力
  • 北陸電力
  • 北陸ガス
  • 関西電力
  • 中国電力
  • 九州電力

対象の企業はJCBオリジナルシリーズパートナー店で確認しましょう。

キャンペーン期間中は、公共料金の支払いでより効率的にポイントを貯められます。

事前にポイントアップ登録が必要なので、忘れずに登録しましょう。

楽天カードは楽天関連サービスの利用でポイントが貯まりやすい

楽天カード

公式サイト https://www.rakuten-card.co.jp/
年会費(税込) 無料
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
・JCB
・American Express
ポイント還元率 1.0%
ポイントの種類 楽天ポイント
ポイントの有効期限 獲得月から1年間
ポイントの利用方法 ・加盟店でショッピング
・クレジットカードの支払いに充当
・楽天グループのサービス代
ポイント還元率がアップする利用先 ・楽天カードの加盟店
・SPUの対象
発行時間 最短1週間程度
追加カード ・ETCカード
・家族カード
電子マネーとスマホ決済 ・iD
・Apple Pay
・Google Pay
・WAON
・PiTaPa
海外旅行傷害保険 最高2,000万円
国内旅行傷害保険
ショッピング保険

楽天カードは楽天関連サービスの利用でポイントが貯まりやすく、生活用品を楽天グループで購入する機会が多い人に向いています。

加盟店で利用すると、カード提示分のポイントとクレジットカード支払い分のポイントが2重で付与される仕組みです。

楽天カードの裏面のバーコードを提示すると、楽天ポイントカードとして利用できます。

1万円の買い物をしたときの、獲得ポイント数は以下の通りです。

クレジットカードをポイントカードとして利用 支払い方法 獲得ポイント数
楽天カード 100ポイント
現金 100ポイント
楽天カード 200ポイント

加盟店は多く、豊富なジャンルの店舗でポイントを貯められます。

  • コンビニ
  • スーパーマーケット
  • ファッション
  • ドラッグストア
  • 家電
  • ガソリンスタンド
  • 引っ越し
  • 電気
  • ガス

ガソリンスタンドや引っ越しのジャンルも含まれ、生活関連の様々なサービスでポイントを貯められます。

貯めたポイントはショッピングにも利用できて、生活に必要なものを購入すると節約に効果的です。

楽天カードは、楽天のグループサービス利用でポイント倍率がアップするプログラム「SPU」の対象になります。

楽天カードで支払うとポイントが+2倍で、効率的です。

楽天グループのサービスを頻繁に利用する人は、楽天カードを発行しましょう。

ライフカードは年間50万円以上利用するとポイント獲得率がアップする

学生専用ライフカード

公式サイト https://www.lifecard.co.jp/
年会費(税込) 無料
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
・JCB
ポイント還元率 0.5%
ポイントの種類 LIFEサンクスポイント
ポイントの有効期限 カード発行から最大5年間※2年目以降は繰り越し手続きが必要
ポイントの利用方法 ・商品と交換
・クレジットカードの支払いに充当
・ギフトカードと交換
・他社ポイント移行
ポイント還元率がアップする利用先 ポイント優待サイト
※ステージ制プログラムを導入
発行時間 最短2営業日
追加カード ・ETCカード
・家族カード
電子マネーとスマホ決済 ・Apple Pay
・Google Pay
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
ショッピング保険

ライフカードはステージ制を採用していて、年間50万円以上利用するとポイント獲得率がアップするクレジットカードです。

年間50万円以上の生活費をクレジットカードで支払う家庭に向いています。

ステージと獲得できるポイントは、以下の通りです。

ステージ名 年間の利用額 ポイント
レギュラーステージ 1.0倍
スペシャルステージ 50万円以上 1.5倍
ロイヤルステージ 100万円以上 1.8倍
プレミアムステージ 200万円以上 2.0倍

例えばクレジットカードで年間60万円支払う家庭なら、4,500ポイントもらえます

以下のタイミングでポイントアップもある、ポイントの貯まりやすいクレジットカードです。

初年度 1.5倍
誕生月 3.0倍

年間の利用額が50万円以上の家庭は、ライフカードを発行して生活費を節約しましょう。

リクルートカードは基本のポイント還元率が1.2%で高い

リクルートカード

公式サイト https://recruit-card.jp/
年会費(税込) 無料
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
・JCB
ポイント還元率 1.2%
ポイントの種類 リクルートポイント
ポイントの有効期限 獲得日から1年間
ポイントの利用方法 ・リクルート関連サービスの支払い
・他社ポイント移行
ポイント還元率がアップする利用先 リクルートグループのサービス
発行時間 最短1週間程度
追加カード ・ETCカード
・家族カード
電子マネーとスマホ決済 ・VISA、Mastercard:楽天Edy、モバイルSuica、nanaco
・JCB:モバイルSuica、nanaco
海外旅行傷害保険 最高2,000万円
国内旅行傷害保険 最高1,000万円
ショッピング保険 最高200万円

リクルートカードは基本のポイント還元率が1.2%と高め。

ショッピング代金や公共料金の支払いをすると、まとまったポイントを貯められます。

以下の支払いも可能で、生活費を節約しやすいです。

  • 一部の公共料金
  • 携帯電話料金
  • 固定電話料金
  • 新聞購読料

公共料金が支払えるかどうかは、住んでいる地域や利用している会社に左右されます。

クレジットカード払いが可能か確認したいときは、利用先の電力会社やガス会社に問い合わせましょう。

リクルート関連サービスで利用すると、さらにポイント獲得数が増えます。

利用先 ポイント還元率
ポンパレモール 4.2%
じゃらん 3.2%

貯まるポイントの種類はリクルートポイントで、Pontaポイントとdポイントに交換可能です。

ポイントの交換レートは、以下の通りです。

ポイントの種類 交換レート
Pontaポイント リクルートポイント1ポイントでPontaポイント1ポイント
dポイント リクルートポイント1ポイントでdポイント1ポイント

Pontaポイントやdポイントは、街中の店舗で1ポイント=1円として利用できます。

クレジットカードの支払いで貯めたポイントを積極的に使えば、生活費の節約も可能。

リクルートカードは年会費無料なのに保険が充実していて、旅行をする頻度が高い人にも向いています。

基本の還元率が高いクレジットカードで生活費を節約したい人は、リクルートカードを選びましょう。

三井住友カードカード(NL)は家族ポイントで生活費が節約できる

三井住友カード(NL)

公式サイト https://www.smbc-card.com/nyukai/card/numberless.jsp
年会費(税込) 無料
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
ポイント還元率 0.5%
ポイントの種類 Vポイント
ポイントの利用方法 ・チャージしてショッピングに利用
・クレジットカードの支払いに充当
・景品と交換
・他社ポイントと交換
・三井住友銀行の手数料に充当
・SBI証券投資信託の買い付け
ポイント還元率がアップする利用先 ・対象のコンビニや飲食店
・指定の商業施設
・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
・Vポイントアッププログラム対象サービス
・ポイント優待サイト
発行時間 最短5分
追加カード ・ETCカード
・家族カード
電子マネーとスマホ決済 ・iD
・Apple Pay
・Google Pay
・WAON
・PiTaPa
海外旅行傷害保険 最高2,000万円
国内旅行傷害保険
ショッピング保険

三井住友カードカード(NL)には家族ポイントのサービスがあり、世帯として生活費が節約できます。

家族ポイントとは、家族で利用するとポイント還元率がアップするサービスです。

家族1人が代表者となり、対象となる三井住友カード会員の家族を招待すれば、サービスが受けられます。

対象カードは多数あるため、公式サイトの対象カード一覧で確認しましょう。

家族を登録していると、以下の対象店舗で家族1人につき1.0%、最大5.0%の還元を受けられます。

利用先 対象店舗の例
コンビニ ・セブン-イレブン
・ローソン
・ポプラ
・セイコーマート
飲食店 ・マクドナルド
・すかいらーくグループの飲食店
・ココス

18歳以上の子どもや配偶者にカードを持たせれば、同じ生計内で効率よくポイントが溜まります。

例えば大学生の娘にカードを持たせておけば、コンビニでの買い物や遊んでいる時の食事代でもポイントアップ。

スマホのVisaのタッチ決済またはMastercardコンタクトレスで決済すると、さらに7.0%還元され、最大12.0%の還元も可能です。

登録は公式サイトの招待ページから可能です。

家族ポイントのサービスを受けるなら、家族も本会員にならなければいけません。

家族カードを持っている人は、対象外です。

三井住友カードカード(NL)には以下のサービスもあり、ポイントアップできる機会が多くあります。

サービス名 内容 対象店舗の例
対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元 ・カードのVisaのタッチ決済またはMastercardコンタクトレスで支払うと5.0%ポイント還元
・スマホなら7.0%ポイント還元
・セブン-イレブン
・ローソン
・ポプラ
・セイコーマート
・はま寿司
・ドトールコーヒーショップ
・すき家
選んだお店でポイント+0.5% 事前に選んだ3店舗でポイント+0.5% 約50店舗から3店舗選択可能
・マツモトキヨシ
・ヤックスドラッグ
・フジ
・ワイズマート
・モスバーガー
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでタッチ決済を利用すると最大5%還元 Visaのタッチ決済またはMastercardコンタクトレスで支払うと5.0%ポイント還元 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
対象の商品へのチャージでVポイント0.25%還元 チャージでVポイント0.25%還元 ・スマートフォンアプリ「Vポイント」
・Visaプリぺ
・かぞくのおさいふ
ポイントUPモール ポイント優待サイト経由のショッピングでポイント+0.5~9.5%
ポイントUPモール

登録店舗

タッチ決済を利用する、日常生活に必要なものをネットで購入する際にポイントUPモールを経由するといった工夫で、ポイント獲得率を上げられます。

公共料金の支払いも、ポイント付与の対象です。

家族の登録でポイント還元を受けたい人や、ポイントアップ対象店舗の利用頻度が高い人は、三井住友カードカード(NL)に申し込みましょう。

イオンカードセレクトは公共料金の支払いでポイントプレゼントがある

イオンカードの券面

年会費(税込) 無料
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
・JCB
ポイント還元率 0.5%
ポイントの種類 WAON POINT
ポイントの有効期限 獲得日を含む月末から2年間
ポイントの利用方法 ・商品と交換
・加盟店でショッピング
・電子マネーWAONにチャージ
ポイント還元率がアップする利用先 ・イオングループの対象店舗
・AEONCARD ポイントクラブの優待加盟店
・公共料金支払い
・ポイント優待サイト
発行時間 最短即日
※仮カード
追加カード ・ETCカード
・家族カード
・WAONカードプラス
電子マネーとスマホ決済 ・iD
・Apple Pay
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
ショッピング保険 最高50万円

イオンカードセレクトは、公共料金の支払いで1件につき毎月5ポイントのプレゼントがあるクレジットカードです。

対象となる公共料金は以下の通り。

  • 電気
  • 固定電話
  • 携帯電話
  • NHK

※年払いは支払い月のみ5ポイントプレゼント

4件ともイオンカードセレクトで支払うと、毎月20ポイントのプレゼントがもらえる計算です。

給与振込口座に指定すると、10ポイントのプレゼントもあります。

イオンカードセレクトは以下の機能を兼ねたクレジットカードで、生活費の管理にも効果的です。

  • イオン銀行のクレジットカード
  • クレジットカード
  • 電子マネーWAON

銀行もショッピングもカード1枚で対応できて、支払いの管理もしやすいです。

電子マネーWAONへのオートチャージでもポイントが貯まり、貯まったポイントはショッピングにも利用できます。

イオングループで利用すると、以下特典の対象です。

  • WAON POINTがいつでも基本の2倍もらえる
  • 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」にはショッピング代金が5.0%OFFになる
  • 55歳以上の会員は毎月15日「G.G感謝デー」に5.0%OFFでショッピングできる

公共料金をクレジットカードで支払いたい人や、イオングループの利用頻度が高い人は、イオンカードセレクトに申し込みましょう。

dカードはd払いとの組み合わせでポイント獲得率を上げられる

dカードの券面画像

年会費(税込) 無料
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
ポイント還元率 1.0%
ポイントの種類 dポイント
ポイントの有効期限 獲得月から4年間
ポイントの利用方法 ・ケータイ料金に充当
・他社ポイント交換
・d払いやプリペイドにチャージ
・加盟店でショッピング
ポイント還元率がアップする利用先 ・dポイント加盟店
・d払いに紐づけ
・ドコモの携帯料金
発行時間 5日~2週間程度
追加カード ・ETCカード
・家族カード
電子マネーとスマホ決済 ・iD
・Apple Pay
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
ショッピング保険 ・最高100万円
・dカードケータイ補償:購入後1年間最大1万円

dカードはd払いと組み合わせれば、ポイント獲得率を上げられるクレジットカードです。

dポイント加盟店でd払いの支払い方法をdカードに設定して生活費を支払えば、ポイント獲得率が最大2.0%になります。

ポイント付与の対象 ポイント付与率
d払いにdカードを設定 0.5%
dポイントカードの提示 1.0%
※利用先の店舗により異なる
d払いによる支払い 0.5%

dポイントカードとは、dポイント加盟店で提示するとポイント付与が受けられるカードです。

dカード裏面のバーコードが、dポイントカードとして使えます。

ドコモの携帯料金を支払うと、dポイントクラブ会員特典としてdポイントが1.0%付与される仕組みです。

ポイントをもらうには、ドコモのポイントプログラム「dポイントクラブ」に申し込まなければいけません。

d払いを利用している人は、dカードを発行してポイント獲得数をアップさせましょう。

貯まったdポイントは、主に以下の使い道で自由に使用できます。

使い道 内容
d払いでの支払い 1ポイント1円分として支払いに充当
iDキャッシュバック 100ポイントにつき100円分としてiDの支払いに利用
他社ポイントに交換できる ・1,000ポイントにつきJALマイル500マイルに交換
・3,000ポイントにつき3,000円分スターバックス カードにチャージ
ドコモサービスの代金に充当できる 1ポイント1円として以下サービス代金に充当
・ケータイ料金
・ドコモ光
・ドコモでんき
ドコモのデータ量を追加できる 1,100ポイントを1GBに交換
ドコモ商品の購入に使える 1ポイント1円として以下商品の代金に充当
・携帯電話機
・スマホアクセサリー
・オプション品

d払いはコンビニやスーパーなど、幅広いジャンルのd払い加盟店で利用できます。

d払い加盟店を利用する機会が多い人や、ドコモのスマホを使っている人は、dカードを選びましょう。

Amazon Mastercardは通販やコンビニで1.5%還元

Amazon Mastercard

年会費(税込) 無料
国際ブランド Mastercard
ポイント還元率 1.0%
ポイントの種類 Amazonポイント
ポイントの有効期限 獲得日から1年間
ポイントの利用方法 Amazonでのショッピング代金
ポイント還元率がアップする利用先 ・Amazon
・コンビニ
発行時間 最短1週間程度
追加カード ・ETCカード
・家族カード
電子マネーとスマホ決済 ・iD
・Apple Pay
・Google Pay
海外旅行傷害保険 最高2,000万円
国内旅行傷害保険
ショッピング保険 最高200万円

Amazon Mastercardは、Amazonの通販やコンビニで1.5%還元を受けられます。

普段、通販を利用する機会が多い人に向いているクレジットカードです。

通常のポイント還元率は1.0%で、以下の利用先では1.5%になります。

利用先 詳細
Amazon Amazonでのショッピング
コンビニ ・セブンイレブン
・ファミリーマート
・ローソン

Amazonや対象のコンビニ以外で利用しても、ポイント還元率が1.0%と高還元率です。

貯めたAmazonポイントは、Amazonでのショッピング代金として利用できます。

プライム会員にはAmazon Prime Mastercardが発行される仕組みです。

Amazon Prime MastercardをAmazonで利用すると、ポイント還元率が2.0%になります。

Amazon Mastercardをサブカードとして発行し、Amazonでのみ使用しても効率よくポイントを貯められます。

メインカード
楽天カード

楽天を使用する機会の方が多く、楽天ポイントを貯められる店舗が多いから
サブカード
Amazon Mastercard

Amazonでの買い物は、楽天カードよりポイントを貯めやすい

アマゾンで生活用品を購入する機会が多い人は、Amazon Mastercardを発行しましょう。

エポスカードは約10,000店舗で優待があるカード

エポスカードの券面画像

年会費(税込) 無料
国際ブランド Visa
ポイント還元率 0.5%
ポイントの種類 エポスポイント
ポイントの有効期限 獲得日から2年間
ポイントの利用方法 ・プリペイドカード・商品券やギフトカードに交換
・他社ポイント移行
ポイント還元率がアップする利用先 ・ポイント優待サイト
・約10,000店舗の優待店
発行時間 最短即日
追加カード ETCカード
電子マネーとスマホ決済 ・Apple Pay
・Google Pay
・楽天ペイ
海外旅行傷害保険 最高2,000万円
国内旅行傷害保険
ショッピング保険

エポスカードは約10,000店舗で優待を受けられる、生活費を節約しやすいクレジットカードです。

優待サイトエポトクプラザを見ると、受けられる優待が確認できます。

優待の例は、以下の通りです。

店舗 優待の内容
Beverich エポスポイント2倍
八王子珈琲店 飲食代10%オフ
SOCKSTORE エポスポイント3倍
コミックシーモア 99%オフクーポンプレゼント

ポイントアップや割引といった優待があり、お得です。

マルイのネット通販や店舗では、年4回会員限定の「マルコとマルオの7日間」が適用されます。

期間中なら、何度利用しても10%オフです。

「マルコとマルオの7日間」は、春夏秋冬にそれぞれ開催されます。

開催期間が決まったらエポスカード会員サイト「エポスNet」に登録しているメールアドレスに連絡が入るため、チェックしましょう。

幅広い店舗で優待を受けられるクレジットカードで生活費を支払いたい人には、エポスカードが向いています。

P-oneカード<Standard>はショッピングや公共料金の支払いで1.0%割引

P-oneカード<Standard>

年会費(税込) 無料
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
・JCB
ポイント還元率 1.0%
ポイントの種類 請求時1.0%割引特典
※オンラインショッピングではポケット・ポイントを付与
ポイントの有効期限
ポイントの利用方法 請求額割引
ポイント還元率がアップする利用先 ポイント優待サイト
発行時間 最短1週間程度
追加カード ・ETCカード
・家族カード
電子マネーとスマホ決済 ・Apple Pay
・楽天ペイ
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
ショッピング保険

P-oneカード<Standard>は、ショッピングや公共料金を支払うと1.0%割引になるクレジットカードです。

割引額の上限はなく、ポイント交換の手続きも必要ありません。

国民年金保険料も自動的に1%OFFになり、生活費の節約に効果的です。

ポイント優待サイトのポケットモール経由でショッピングをするときのみ、ポケット・ポイントも付与されます。

ポケット・ポイントの利用方法は、以下の通りです。

  • ショッピング代金に充当
  • 商品券と交換
  • ギフトカタログの商品と交換
  • キャッシュバック
  • 他社ポイント移行

キャッシュバックは、以下の口座で受けられます。

  • 楽天銀行
  • PayPay銀行
  • 引き落とし口座

貯めたポイントはdポイントやGポイントにも交換できます。

自動的に割引が受けられるクレジットカードに申し込みたい人は、P-oneカード<Standard>を選びましょう。

生活費用を効率的に節約できるクレジットカードを選ぶポイント

生活費用を効率的に節約するなら、以下のポイントをチェックした上でクレジットカードを選びましょう。

  • 年会費は無料か
  • 利用頻度の高い店舗で特典があるか
  • ポイント還元率は高いか
  • 貯まったポイントが使いやすいか

クレジットカードの年会費は、カードによって違います。

年会費がかかると、思ったように生活費を節約できない可能性も。

利用頻度の高い店舗は、人によって違います。

効率的に出費を抑えられるよう、ライフスタイルに合うクレジットカードを選びましょう。

ポイント還元率が高いカードは、ポイントを多く貯められます。

貯まったポイントの交換先もチェックすると、自分にとって使いやすいカードを見つけられます。

年会費無料のクレジットカードで負担なく節約する

年会費無料のクレジットカードを持てば、負担なく節約に役立てられます。

クレジットカードの年会費は、様々です。

ゴールドではない一般カードでも、年会費が発生する可能性もあります。

分かりやすく、JCBカードで年会費を比較しましょう。

カード 種類 年会費(税込)
JCBカードW 一般カード 無料
JCB一般カード 一般カード 初年度無料2年目以降1,375円
※年間合計50万円以上の利用とMyJチェック登録で無料
JCBカード/PARTNER WITH POINT 一般カード 初年度無料2年目以降1,375円
※年間合計50万円以上の利用とMyJチェック登録で無料
JCBゴールド ゴールドカード 初年度無料2年目以降11,000円

JCBシリーズでは、39歳までが申し込めるJCBカードWのみ、年会費が永年無料です。

39歳までに申し込んで発行しておけば、40歳以降も年会費はかかりません。

JCBカードW以外では、年会費を無料にするために条件をクリアする必要があります。

MyJチェックとは、Web明細サービスです。

年会費を支払う価値があるか分からない人は、ポイントで年会費を回収できるか計算してみましょう。

年会費分のポイントを獲得できるなら、実質年会費無料で利用できるため損はしません。

ポイント還元率0.5%の一般カードで年会費分の1,375ポイントを得るには、275,000円の支払いが求められます。

1年間で30万円以上の支払いをしない人は、年会費分がマイナスになる計算。

生活費をカードで支払うメリットを得られません。

カードの利用額に関わらずポイントで生活費を節約できるよう、年会費無料のカードを選びましょう。

利用頻度の高い店舗で特典が受けられるカードを選ぶ

クレジットカードで生活費を支払うなら、利用頻度の高い店舗で特典を受けられるカードが向いています。

例えばイオンで食品を買う頻度が高い人は、イオンカードセレクトがぴったりです。

イオングループで利用するとWAON POINTがいつでも基本の2倍もらえるため、効率的にポイントが貯められます。

特典を受けられるサービスや特典の内容は、カードの種類によって決まる仕組みです。

クレジットカード 特典を受けられる店舗やサービス 特典の内容
三井住友カードカード(NL) 対象のコンビニや飲食店 Visaのタッチ決済、またはMastercardコンタクトレスで支払うと、ポイント5.0~7.0%還元
イオンカードセレクト イオングループ WAON POINT2倍
Amazon Mastercard Amazonやコンビニ ポイント還元率1.5%

Amazonやコンビニをあまり利用しない人がAmazon Mastercardを持っていても、ポイントを多く貯める機会がありません。

自分がよく使う店舗やサービスで特典の受けられるカードを選んで、節約に役立てましょう。

ポイント還元率の高いクレジットカードなら効率がいい

利用頻度の高い店舗がない人は、ポイント還元率の高いカードを選んで生活費の支払いに利用しましょう。

ポイント還元率とは、支払った金額に対して受け取れる割合を示した数字です。

例えば自動的に1.0%の割引を受けられるP-oneカード<Standard>は、還元率が1.0%。

ポイントが付与されるカードでは、以下の式でポイント還元率を計算できます。

ポイント還元率=1ポイントを円に換算した金額÷1ポイント獲得するのにかかる金額✕100

200円で1ポイント付与され、1ポイント1円相当として利用できるカードのポイント還元率は、以下の通りです。

1÷200✕100=0.5%

クレジットカードによって、ポイント付与の基準が異なります。

クレジットカード ポイント付与の基準
JCBカードW 1,000円で2ポイント
三井住友カード(NL) 200円で1ポイント
楽天カード 100円で1ポイント

JCBカードWは1ポイント5円相当として利用できます。

三井住友カード(NL)や楽天カードは、1ポイント1円相当です。

※交換先によっては異なるケースあり

付与されるポイント数ではなくポイント還元率で比較して、還元率の高いカードを選びましょう。

貯まったポイントが使いやすいクレジットカードを選ぶ

クレジットカードで生活費を支払うときは、貯まったポイントの使いやすさにも注目しましょう。

貯めたポイントの交換先に普段利用しているサービスがなければ、貯めたポイントを有効活用できません。

Amazon Mastercardで貯まるAmazonポイントの利用先は、Amazonのみです。

普段Amazonを利用しない人は、Amazon Mastercardを利用してコンビニで高還元を受けても、ポイントが使えません。

ポイント利用先の例は、以下の通りです。

  • 持っているクレジットカードに関連するプリペイドカード
  • ショッピングに利用
  • 商品券やデジタルギフトと交換
  • 商品と交換
  • 他社ポイントに移行
  • キャッシュバック
  • クレジットカード代金に充当

対応する方法はカードによって違うため、自分にとって使いやすいポイントを貯める必要があります。

他社ポイントに移行して使いたい人は、交換できるポイントの種類もチェックしなければいけません。

ポイントをどう使いたいか決めて、希望に合うポイントが貯められるクレジットカードを選びましょう。

クレジットカードで支払える生活費一覧

クレジットカードで支払える生活費は、以下の通りです。

項目 詳細
食事 ・スーパーやコンビニで購入する食品代
・外食費
・フードデリバリー
被服費、美容院代 ・服や靴の購入費
・美容院に通う費用
住居費 賃貸住宅の家賃
水道光熱費 ・電気代
・ガス代
・水道代
通信費 ・固定電話の料金
・携帯電話の料金
・プロバイダー料金
交通費 ・ガソリン代
・タクシー代
・電車の切符代
・定期の購入費
家具、家事用品 家具や家電の購入費
医療費 ・診察費
・薬代
教養娯楽費 ・書籍代
・趣味にかかる費用
・ペット関連用品
教育費 ・参考書代
・塾の費用
・文房具代
生命保険料 保険料
税金 ・所得税
・住民税
・自動車税
・固定資産税
国民年金保険料 国民年金保険料

生活費とは、生活を維持する上で必要な費用を言います。

生活に欠かせない費用のため、支払わないわけにはいきません。

支払い方法をクレジットカードカード払いにしてポイントを貯めると、節約に効果的です。

生活費の項目は統計局の調査を元にしています。

参考:家計調査とは?│総務省統計局

クレジットカードで支払える生活費は、種類が多いです。

クレジットカードで払える費用はできる限りカード払いにして、生活費の節約に役立てましょう。

クレジットカードで生活費すべてを支払えるわけではない

クレジットカードで支払える生活費が多くても、すべてをカード払いできるわけではありません。

以下の費用は、クレジットカード払いにできない可能性が高いです。

  • 近距離の電車賃やバス代
  • 切手(郵便局ではクレジットカード払いが可能)
  • 自動販売機

キャッシュレス化の促進に伴い、以前はクレジットカード払いができないケースの多かった以下の費用も、カード払いが可能になっています。

  • 美容院に通う費用
  • 賃貸住宅の家賃
  • 診察費

とはいえすべての利用先でクレジットカード払いができるわけではありません。

病院を例に挙げると、総合病院ではクレジットカード払いが可能。

しかし、個人病院ではクレジットカード払いを導入していない傾向です。

公共料金も、利用先の企業によってはクレジットカード払いに対応できません。

クレジットカードが利用できる店舗の多くに、ステッカーやポップが設置されています。

支払先がクレジットカードに対応しているか確認した上で、カード払いにしましょう。

分からないときは利用先に問い合わせると、確認できます。

払いたい生活費がポイント付与の対象かチェック

クレジットカードで生活費を支払ったとき、ポイントが付与されないケースもあります。

どの支払いをポイント付与の対象とするかは、カード会社ごとに判断する仕組みです。

国民年金保険料を例に、対応状況をチェックしましょう。

クレジットカード 国民年金保険料の支払いでポイント付与
三井住友カード(NL)
楽天カード
リクルートカード

三井住友カード(NL)では、国民年金保険料を支払ってもポイントが付与されません。

ポイント付与の対象となっても、獲得できるポイントの割合が異なる例もあります。

楽天カードのポイント付与率は、通常100円につき1ポイントです。

以下の支払いは500円で1ポイントと、付与されるポイントの割合が変わります。

  • 電気代
  • ガス代
  • 水道代
  • 税金
  • 国民年金保険料

支払いたい費用がポイント付与の対象になるかチェックした上で、申し込むカードを選びましょう。

生活費の支払い方法をクレジットカードにするメリット4つ

生活費をクレジットカード払いにするメリットは、主に以下の4つです。

  • ポイントが貯まって節約に繋がる
  • クレジットカードの付帯サービスも受けられる
  • 利用明細を元に家計を管理できる
  • 生活費が足りなくても支払いを後回しにできる

貯めたポイントで生活費に必要なものを購入すれば、生活費の節約も可能です。

クレジットカードには付帯サービスがあるため、年会費無料のカードを作れば費用をかけず必要なサービスも受けられます。

クレジットカードの明細を利用すれば、家計の管理もしやすいです。

一時的に生活費が足りなくても、クレジットカードがあれば乗り切れます。

クレジットカードのメリットを理解して、有効活用しましょう。

ポイントが貯まり生活費を節約できる

クレジットカードで生活費を支払うとポイントが貯まり、貯まったポイントで生活に必要なものを購入できます。

積極的にポイントを貯めれば、説活費の節約も可能です。

令和3年の家計調査によると、1世帯当たりの1ヶ月の平均支出金額は23万円程度です。

すべてをクレジットカード払いできるわけではありません。

3種類の項目をクレジットカード払いしたとして、ポイント付与数を確認しましょう。

1世帯当たりの1ヶ月の平均支出金額 0.5%のクレジットカード 1.0%のクレジットカード
食費:62,000円程度 310ポイント 620ポイント
水道光熱費:18,000円程度 90ポイント 180ポイント
交通通信費:32,000円程度 160ポイント 320ポイント
1ヶ月間の合計 560ポイント 1,120ポイント
1年間の合計 6,720ポイント 13,440ポイント

参考:家計調査とは?│総務省統計局

ポイント還元率が1.0%のクレジットカードでは、年間13,000ポイント以上のポイントが付与されます。

税金も加えると、さらに獲得できるポイント数がアップ。

支払い可能な生活費をできるだけクレジットカード払いにして、節約に役立てましょう。

クレジットカードに付帯するサービスも受けられる

クレジットカードを発行すれば、付帯サービスも受けられます。

付帯サービスの例は、以下の通りです。

付帯サービス 内容
旅行傷害保険 国内旅行や海外旅行をする際に傷害保険が付く
ショッピング保険 カードで購入した商品が破損した際に保証を受けられる
優待サービス カードを持っている人が利用すると優待が受けられる
追加カード ETCカードや家族カードを発行できる

年会費はかかりますが、ゴールドカードを持つと空港ラウンジサービスも受けられます。

海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを持っていると、新たに保険を契約する必要がありません。

旅行に備えて海外旅行傷害保険に申し込むと、別途費用が必要です。

例えば5日間の海外旅行傷害保険を申し込むと、費用は4,000円~5,000円程度。

クレジットカードがあれば、年会費無料で保険が適用されます。

カードを持っている人に対して優待サービスを提供していれば、料金割引やポイントアップも可能です。

ETCカードや家族カードも発行できて、高速道路を通る、支払いをまとめたいといった希望も叶えられます。

付帯するサービスはクレジットカードによって異なるため、必要なサービスを提供しているクレジットカードに申し込みましょう。

利用明細があり家計を管理しやすい

クレジットカードの利用明細を活用すれば、家計管理がしやすいです。

利用明細では、以下の内容をチェックできます。

  • 支払い日
  • 支払い先
  • 支払い金額

いつ何の目的でお金を使ったか、何円支払ったか、明細を見れば一目でわかります。

楽天カードのWeb明細を例に、明細の見方を確認しましょう。

Web明細の見方│楽天カード

参考:Web明細の見方│楽天カード

明細にはカードを利用した日付と、利用した店舗やサービスが記載されています。

金額も確認できて、無駄遣いをしていないか確認可能です。

個別の支払いとは別にカード全体の支払い額も表示され、使った金額を管理できます。

家計簿をつけるのは手間も時間もかかり、簡単とは言えません。

クレジットカードがあれば、明細を見るだけでお金の流れを確認できます。

手軽に家計を管理したい人は、クレジットカードで生活費を支払いましょう。

家族カードを発行すれば夫婦の生活費をまとめて管理できる

追加カードの1つである家族カードを発行してもらえば、夫婦の生活費をまとめて管理できます。

家族カードの特徴は、以下の通りです。

  • 本会員と同じ口座から引き落としができる
  • 家族カードの利用でもポイントが付く
  • 付帯サービスが利用できる

家族会員が支払った料金も、本会員と同じ口座から引き落とされる仕組みです。

支払いを一括で確認できて、家計管理に役立ちます。

家族カードの利用でもポイントが付与され、生活費の節約にも効果的です。

家族カードにも付帯サービスがあり、保険や優待サービスが受けられます。

多くの家族カードは、18歳から発行可能です。

18歳以上の子どもがいる世帯では、子どもの支払いもまとめられます。

家族カード発行時にチェックすべき点

家族カードを発行するなら、以下の点をチェックしましょう。

  • 家族カードの発行に対応できるか
  • 上限枚数に制限はないか
  • 家族会員の年会費が必要か

家族カードは発行できる枚数に制限のあるケースがあります。

クレジットカード 発行可能な家族カード 家族カードの年会費
楽天カード 2枚まで 無料
三井住友カード(NL) 9枚まで 無料
エポスカード 発行不可

楽天カードで発行できる家族カードは、2枚までです。

エポスカードには家族カードがありません。

クレジットカードによっては、家族カードに年会費がかかるケースもあります。

支払いをまとめて管理したい人は、家族カードの発行枚数や年会費もチェックした上で申し込みましょう。

生活費が足りないときでも支払いを後回しにできる

クレジットカードを持っていれば、生活費が足りないときでも支払いを後回しにできます。

クレジットカードとは、後払いのシステムで利用するカードです。

クレジットを選択した消費者は、その場で商品等を手に入れることができますが、すぐに代金を支払う必要はなく、契約内容に応じて後日支払います。

出典:クレジットの特徴│日本クレジット協会

食料品を買いたくても手元にお金がないなら、クレジットカード払いに対応した店舗で購入できます。

クレジットカードごとに締め日と支払い日が決まっていて、締め日までに利用した金額を翌月まとめて返済する仕組みです。

クレジットカード 締め日 支払い日
三井住友カード(NL) 15日または月末 ・15日の人は翌月10日払い
・月末の人は翌月26日払い
楽天カード 月末 翌月27日

毎回支払いをする必要はなく、決まった日に引き落としで返済できます。

支払いを先送りにしたいときも、クレジットカードを活用しましょう。

生活費のクレジットカード払いに関してよくある質問

生活費のクレジットカード払いに関してよくある、以下の質問に対する回答を確認しましょう。

  • 生活費のクレジットカード払いにするデメリットはあるか
  • クレジットカードの使い過ぎが心配なときの対策法はあるか
  • 家計管理が難しいと感じたときはどうすればいいか
  • クレジットカードと現金はどちらが得なのか
  • 生活費の支払いにはクレジットカードと電子マネーのどちらが向いているか

生活費をクレジットカード払いにすると、ポイントが貯まって節約に役立ちます。

一方で使い過ぎや家計管理の難しさを心配する声もあるため、不安な人は事前に対策法を知ってからカードを作りましょう。

生活費をクレジットカードで払うデメリットはありますか?

生活費をクレジットカードで払うデメリットは、ほとんどないと言えます。

以下の理由でカードを使い過ぎる可能性はありますが、支払額を管理すればデメリットとは言えません。

  • 手元に現金がなくてもショッピングできる
  • 現金で払わないためお金を使っている感覚がなくなる

クレジットカードがあれば、手元に現金がなくてもショッピングが可能です。

現金を扱わずに支払いができるとお金を使っている感覚がなくなり、必要以上に使う可能性もあります。

支払う生活費によってはポイント付与の対象外になるのもデメリットと言えますが、現金で支払っても同じです。

ポイントの付与や付帯サービスも受けられるため、使い過ぎに注意して上手にクレジットカードを活用しましょう。

生活費の支払いでクレジットカードの使い過ぎが心配なときの対策法は?

生活費の支払いでクレジットカードの使い過ぎが心配な人は、以下の対策法を試しましょう。

  • オートチャージ機能は利用しない
  • アプリで利用明細を管理する
  • クレジットカード支払額の平均額を知る
  • 使い過ぎ防止機能を設定する

電子マネーのオートチャージ機能を利用してクレジットカードからチャージすると、いつでもショッピングができます。

使い過ぎていても気付きにくいため、都度チャージする設定にしましょう。

アプリで明細を管理すると、手軽にいくら使っているかチェックできます。

毎月いくらまでクレジットカードを使うか目安を設定して、アプリで利用額を確認すると使い過ぎに気付きやすいです。

目安が分からないときは、クレジットカードの平均的な利用額を元に金額を設定しましょう。

JCBカードの調査によると、平均額は以下の通りです。

クレジットカード保有世帯の月平均生活費 174,000円
生活費のうちクレジットカードで支払っている金額 73,000円

参考:【クレジットカードに関する総合調査】2022年度版 調査結果レポート│株式会社ジェーシービー

7万円程度を目安に設定すると、無理のない支払いができると推測可能です。

クレジットカードによっては、使い過ぎ防止機能を備えています。

例えば三井住友カードでは、1ヶ月の利用金額の合計が指定した金額を超えたタイミングで使い過ぎを知らせる機能が利用可能です。

使い過ぎを懸念しているなら、お知らせ機能のある三井住友カードを利用して余計な出費を防ぎましょう。

クレジットカードでの家計管理が難しいときはどうしたらいい?

クレジットカードで家計管理をするのが難しいときには、以下の対策法を試しましょう。

  • 生活費の支払いに利用するカードを1枚に絞る
  • 家族カードを発行して一括管理する

クレジットカードの平均的な保有枚数は、年会費無料のカードで2.1枚です。

参考:クレジットカードの取引に関する実態調査報告書│公正取引委員会

クレジットカードによってポイントアップする利用先や付帯サービスが違うため、複数枚を組み合わせて使っている人もいます。

管理できるなら、利用先別にカードを使い分けても構いません。

家計管理が難しい人は、生活費の支払いに利用するクレジットカードを1枚に絞りましょう。

カードを絞ると、明細のチェックも支払い管理も手軽です。

配偶者がいる人は家族カードを発行すると、一括で管理できます。

可能な限り支払いをまとめて、家計の管理をしましょう。

クレジットカードと現金はどちらが得になるか比較する方法は?

クレジットカードと現金でどちらが得か比較するなら、手数料ともらえるポイントを円換算した価値で比較しましょう。

クレジットカードと現金では、クレジットカードの方が生活費を抑えられるケースも多いです。

クレジットカードで生活費を支払うとポイントが貯まる分、現金よりお得になります。

ただしクレジットカードの支払い方法をリボ払いや分割払いにすると、現金の方が支払額を抑えられる可能性も。

リボ払いや、複数回に分けて支払う分割払いを利用すると手数料がかかります。

支払う手数料によっては、現金払いでお金があるときに商品を購入した方が安いです。

参考:ショッピングリボ払いのシミュレーション│JCBカード

JCBカードWで50,000円に対して付与されるポイントは、500円相当です。

手数料を支払うと、もらえるポイントの価値以上に手数料がかかるケースもあります。

クレジットカードで現金払いよりも支払い額を抑えるなら、1回払いで支払いましょう。

生活費を支払うならクレジットカードと電子マネーのどちらが向いている?

クレジットカードと電子マネーの違いは、以下の通りです。

項目 クレジットカード 電子マネー
支払い方法 後払い ・先払い
・クレジットカードと紐づけて支払い
・即時引き落とし
・後払い
利用限度額 高め 低め
ポイント還元率 0.5%~1.0%程度 0.5%~1.0%程度
対応店舗 多め 少なめ
付帯サービス
審査 あり なし

クレジットカードは利用限度額が高い傾向です。

生活費の支払いは高額になるケースもあるため、クレジットカードを持っておくと残高不足の心配を減らせます。

クレジットカードは世界各国でも使えますが、電子マネーは国内中心です。

クレジットカードには付帯サービスもあります。

クレジットカードでチャージできる電子マネーも多いため、両方持っておくと場所によって使い分けも可能です。

高額な支払いはクレジットカードでして、補助的に電子マネーを利用しましょう。

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